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「畦雲雀(あぜひばり)」は、秋に北方から渡ってくるタヒバリなどの小鳥を指す三秋の季語です。春の季語である「雲雀(ひばり)」が空高く舞い上がり朗らかに囀るのに対し、畦雲雀は稲刈りが終わった後の乾いた田んぼや畦道、川原などを低く飛び交い、地面をちょこちょこと歩きながら餌を探します。その姿や控えめな地鳴きには、春の雲雀のような華やかさはなく、秋から初冬へと移ろう季節の静けさや寂寥感が漂っています。
春の雲雀との違いである「低さ」「静けさ」「地味さ」を意識するのがポイントです。天高く飛ぶのではなく、刈田の畦にひっそりと佇む姿、飛び立っても低空を移動する様子、首をかしげる仕草などに着目すると、秋ならではの風情が立ち現れます。また、収穫後の静まり返った農村風景や、秋の夕暮れの斜光、澄んだ秋風などを背景として描き、鳥の小ささや孤独感を際立たせると情景が深まります。
・風景:刈田、落穂、畦道、野道、夕日、薄日 ・天候・自然:秋風、夕暮、野路、乾土 ・動作・状態:低く飛ぶ、歩む、立ち止まる、群る、影
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