梅雨晴

梅雨晴

つゆばれ

別の表記・呼び名:梅雨の晴(つゆのはれ)

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意味・由来

「梅雨晴(つゆばれ)」とは、長く雨が降り続く梅雨の合間に、一時的に雨が上がって青空が広がる天候を指す夏の季語です。「梅雨晴間(つゆはれま)」や「梅雨の晴」とも呼ばれます。鬱陶しい長雨が続く中で、ふいに雲が切れて太陽が顔を出すときの眩しさや、心身が解き放たれるような爽快感を伴う言葉です。ただし、単に晴れて気持ちが良いだけでなく、雨上がりの強い日差しによって湿気が蒸し返り、独特の蒸し暑さを感じることもこの時期ならではの特徴です。

この季語で詠むコツ

長雨という「陰」から、陽射しが戻る「陽」への劇的な変化を描くのがポイントです。空の明るさや水滴の輝き、急いで干される洗濯物など、暮らしの中に見られる活気を切り取ると生き生きとした句になります。また、光の眩しさだけでなく、立ち上る湿気や土の匂い、あるいは「またすぐに雨が降るかもしれない」という束の間の安堵と儚さを対比させて表現すると、句に深い情緒が生まれます。

相性のいい言葉・取り合わせ

・洗濯物、竿、干す(晴れ間を逃すまいとする日常の動き) ・水たまり、雫、濡れ葉(雨の名残が光を浴びて輝く様子) ・青空、雲の切れ間、強い日射し(急激な視覚的変化) ・風、窓を開ける、靴(湿気を払う動作や開放感)

「梅雨晴」の俳句例 (5件)

梅雨晴やところ/\に蟻の道
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)
梅雨晴や鵜の渡り居る輪島崎
大島と久に逢ひ見て梅雨晴れぬ
松本たかし『松本たかし句集』(青空文庫)
梅雨晴にさはるものなし一本木
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)
梅雨晴や朝日にけぶる杉の杜
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)

みんなの「梅雨晴」の詠み

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