季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。
燕は、春になると南の国から海を越えて日本へ渡ってくる渡り鳥です。古くから農作物の害虫を食べる益鳥として、また人の出入りが多い賑やかな場所に巣を作ることから「商売繁盛」や「家内安全」をもたらす縁起の良い鳥として大切に親しまれてきました。俳句では、春の訪れを告げる代表的な鳥として「春」の季語に分類されています。軽快に空を飛び交う姿や、民家の軒先でせわしなく泥を運んで巣作りをする様子は、春の日常に明るい活気と温もりを与えてくれます。
燕を詠む際は、その特有の「鋭く素早い動き」や「人との距離の近さ」に着目するのがコツです。風を切って急旋回する飛翔のスピード感、水面すれすれをかすめて飛ぶ軽やかさ、あるいは駅の改札や商店街の軒下など、現代の日常風景の中で人間と共生している姿を具体的に切り取ると生き生きとした句になります。「燕が飛んでいる」と説明するのではなく、見失うほどの速さや、羽が翻る瞬間の白と黒の対比を描写してみましょう。
・軒端(のきば)、軒下、梁(はり) ・青空、水面、波頭、低空 ・街角、駅舎、商店街 ・春泥(しゅんでい)、春風 ・夕暮れ、土手、畦道(あぜみち)