魂棚

魂棚

たまだな

別の表記・呼び名:霊棚(たまだな)

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意味・由来

「魂棚(たまだな)」は、お盆の時期にご先祖様や亡くなった家族の霊(精霊)をお迎えするために設ける特別な祭壇のことです。「精霊棚(しょうりょうだな)」や「盆棚(ぼんだな)」とも呼ばれ、初秋(旧暦7月のお盆の季節)の季語とされています。棚には真菰(まこも)の敷物を敷き、位牌を移して、蓮の葉の上に季節の野菜や果物、素麺を供えたり、茄子の牛や胡瓜の馬を飾ったりします。死者を追悼する厳粛さと同時に、懐かしい家族を里に迎え入れる温かい情愛がこもった季語です。

この季語で詠むコツ

魂棚そのものの厳かな佇まいを描くだけでなく、線香の煙、供えられた蓮の葉や水滴、薄暗い部屋に灯る蝋燭など、具体的な五感の情景を切り取ると実感が深まります。また、死別への悲しみにとどまらず、一年に一度巡り合える懐かしさや、棚の準備をする日々の暮らしの営み、家族の会話などを重ね合わせることで、生活感と情感豊かな一句になります。

相性のいい言葉・取り合わせ

・視覚・光:薄明かり、灯、青き、水引 ・嗅覚・質感:線香の匂ひ、露、古りたる ・心情・動作:なつかしき、迎ふる、設くる、ひそかに、静けさ

「魂棚」の俳句例 (1件)

魂棚の飯に露おくゆふべ哉
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)

みんなの「魂棚」の詠み

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