竹落葉

竹落葉

たけおちば

別の表記・呼び名:竹の落葉(たけのおちば)

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意味・由来

「竹落葉」とは、初夏から仲夏にかけて竹の古い葉が黄色くなって散り落ちる現象のことです。一般的に多くの木は秋に葉を落としますが、竹は春から初夏にかけて筍を育てるために親竹の養分を使います。そのため竹にとっての「秋」はこの時期にあたり、青葉が茂る初夏のころにハラハラと葉を落とします。まわりの木々が生命感あふれる緑をたたえるなか、竹林の地面だけが黄金色に染まる独特の情緒は、古くから親しまれてきました。

この季語で詠むコツ

秋の落葉が持つもの寂しさとは異なり、初夏の強い光やみずみずしい風との対比を描くのがコツです。竹林に差し込む木漏れ日、乾いたササ葉を踏みしめる軽やかな音、寺の境内や石畳を掃き清める様子などを捉えると、情景が鮮やかに立ち上がります。竹の青さと散り敷く葉の淡い黄色の色彩対比に目を向けるのも効果的です。

相性のいい言葉・取り合わせ

・石畳、庭下駄、竹箒(風情ある日常や情景を描く無季の言葉) ・木漏れ日、微風、乾く、掃く(五感に訴える無季の言葉) ・青嵐、夏日、緑陰、筍(初夏から盛夏にかけての夏の言葉)

「竹落葉」の俳句例 (1件)

中途よりついとそれたる竹落葉

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