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竹の地下茎から生え出る若い芽のことで、初夏の訪れを告げる代表的な季語です。わずか十日(一旬)ほどで竹へと急成長することから「筍」という漢字が当てられたとされています。古くから人々の食卓を潤す山の恵みであり、みずみずしい竹林の情景とともに、自然界の力強い生命力を象徴する存在として愛されてきました。
土を押し破って勢いよく顔を出す生命感や、朝露に濡れる皮の手触りなど、五感を活かして具体的に描写するのが上達への近道です。食卓での素朴な味わいや調理の手間を詠むのも味わい深いですが、雨上がりの竹林でぐんぐん背を伸ばしていく躍動感や、掘り出すときの土の匂い・手応えに着目すると、初夏ならではの生気に満ちた句になります。
・動作:掘り出す、皮を剥ぐ、煮炊きする、土を割る ・情景・場所:竹林、裏山、厨、朝の光、雨上がり、山里 ・状態・感覚:土の香、ほろ苦い、みずみずしい、やわらか
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あなたが最初の1句を詠んでみませんか?行く秋や
残葉まばらに
空高し
読書いま
栞とせむと
銀杏散る
行く秋に
野菊のそつと
佇めり
色褪せし
沈黙残る
行く秋や
行く秋や
雑木林へ
日照雨して
行く秋や
漁の手袋
冷ゆるなり