涼し
俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「涼し」は、厳しい暑さが続く夏だからこそ強く実感される、心地よい涼気や爽快感をたたえる季語です。秋の寒冷へと向かう涼しさではなく、夏の炎天下や日中の熱気の中でふと出会う木陰の風、清らかな水音、夕暮れのひとときに感じる「暑さからの解放」を意味しています。古来より人々は、この一瞬の涼を慈しみ、暑さを乗り切るための心の潤いとして句に詠み込んできました。

この季語で詠むコツ

「涼し」という言葉自体に強い感情と感覚が含まれているため、単に「風が吹いて涼しい」と説明するだけでは平凡な句になりがちです。五感を総動員して、「何が涼しさを連れてきたのか」「どこに涼しさを宿らせたのか」を具体的に描写することが大切です。肌に触れる風だけでなく、目に見える青竹や水の色、耳に響くせせらぎや風鈴の響きなど、視覚や聴覚を通して得られる涼感を捉えてみましょう。日中の暑さの記憶を背景に忍ばせることで、涼しさが一段と際立ちます。

相性のいい言葉・取り合わせ

・水や風に関する言葉:せせらぎ、夕風、木陰、湧水、朝風 ・素材や色に関する言葉:麻、硝子、藍染、白壁、竹林 ・日常の動作や音:下駄の音、水撒き、髪を梳く、寺院の鐘

「涼し」の俳句例 (5件)

涼しさや行燈消えて水の音
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)
このあたり目に見ゆるもの皆凉し
松尾芭蕉『芭蕉俳句全集』(Wikisource)
麦飯をぼろ/\食ひて涼しけれ
足袋をぬぎ袴をとりて涼しけれ
松本たかし『松本たかし句集』(青空文庫)
涼しさや葉から葉へ散る蓮の露
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)

みんなの「涼し」の詠み

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

みんなの新着句

訂正や

残暑でなくて

真夏です

秋鵜飼

落ち鮎咥え

鵜が競う

友の顔

汗と花火の

光る街

金魚つれ

母の袖引き

遠囃子

紅ひとつ

月下美人や

影深し

蟬の声

校舎の壁を

厚くする

関連する「夏」の季語

冬の季語も見てみませんか

冬の季語一覧

「涼し」について深く学ぶ(関連記事)