白蓮

白蓮

しろはす・びゃくれん

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意味・由来

「白蓮(しろはす・びゃくれん)」は、白く美しい花を咲かせる蓮のことです。晩夏の季語として親しまれています。泥水の中から一点の曇りもなく清らかな大輪を咲かせる姿から、仏教では古くより慈悲や純粋さ、悟りの象徴として尊ばれてきました。紅色や桃色の蓮がもつ華やかさとは対照的に、清冽で凛とした気品と静けさが大きな魅力です。

この季語で詠むコツ

白蓮の魅力である「濁りのない白さ」と「静けさ」をどのように表現するかが大切です。蓮は朝早くに花を開き、昼下がりには閉じていくため、朝の光や立ち込める朝霧、水滴など、時間帯や水辺の環境を意識すると瑞々しい句になります。花そのものの白さに加え、根元にある泥や濁り水、周囲の古寺の佇まいといった対比を描くことで、花の清浄さがより一層際立ちます。

相性のいい言葉・取り合わせ

・水面(みなも)、池、泥、濁り水 ・雫、朝風、朝の光 ・古寺、鐘の音、静寂(しじま)

「白蓮」の俳句例 (1件)

白蓮の中に灯ともす青さ哉
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)

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