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塩辛蜻蛉(しおからとんぼ)は、平地から低山地の池や水田、公園の水辺などで初夏から秋にかけてごく身近に見られる中型のトンボです。成熟した雄の腹部が青白い粉で覆われる様子が、食品の「塩辛(あるいは塩を吹いた粉)」のように見えることからこの名が付きました。雌や未成熟の雄は黄色と黒のまだら模様で「麦藁蜻蛉(むぎわらとんぼ)」と呼ばれます。蜻蛉(とんぼ)自体が秋の季語であり、塩辛蜻蛉も秋の澄んだ日差しや乾いた風情を感じさせる季語として親しまれています。
塩辛蜻蛉の最大の特徴は、雄の白粉を帯びた独特の青灰色と、日当たりのよい地面や石、杭などの平らな場所によく静止する習性です。赤蜻蛉のような夕暮れや群舞の叙情とは異なり、からりと乾いた陽光、石の温もり、庭先や水辺の静けさといった「質感」や「光と影のコントラスト」を捉えるのがポイントです。日向にぽつんととまる姿から、秋の訪れや日常の静けさを表現してみましょう。
・光や影:「日向(ひなた)」「秋日」「白日」「影」 ・質感・素材:「平石」「乾く」「粉」「砂利」「板塀」 ・場所:「庭先」「畦道」「水溜り」「手水鉢」
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あなたが最初の1句を詠んでみませんか?鹿の声
みそら近づけ
笹の路
霜畳
微かに跳ねる
冬の鳥
叫ぶごと
鹿の声して
杜の暮る
楓の葉
染まりて山の
色を編み
まだ聞かぬ
鹿の声待つ
山深し
十字路の
どこかに消ゆる
鹿の声