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「新松子(しんちぢり)」は、秋に新しく実を結んだ松ぼっくり(松傘)のことを指します。「ちぢり」とは、松ぼっくりの古名や異称です。春に咲いた雌花が、秋になってようやく青く硬い実へと成長したもので、まだ木にしっかりとついていたり、新鮮な松脂(まつやに)の香りを漂わせているのが特徴です。冬に茶色く乾いてカサカサになったものとは異なり、生命力や瑞々しさを感じさせる秋の季語です。
新松子の特徴である「青さ」「硬さ」「松脂の香り」に着目すると、生き生きとした描写になります。木の上で秋風に揺れている様子や、強い陽射しを浴びて松脂が光る様子など、視覚や嗅覚を刺激する表現を心がけましょう。また、まだ完全に開ききっていない「新しさ」から、若々しさや静かな秋の始まりを感じ取ることができます。
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