新松子

新松子

しんちぢり

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意味・由来

「新松子(しんちぢり)」は、秋に新しく実を結んだ松ぼっくり(松傘)のことを指します。「ちぢり」とは、松ぼっくりの古名や異称です。春に咲いた雌花が、秋になってようやく青く硬い実へと成長したもので、まだ木にしっかりとついていたり、新鮮な松脂(まつやに)の香りを漂わせているのが特徴です。冬に茶色く乾いてカサカサになったものとは異なり、生命力や瑞々しさを感じさせる秋の季語です。

この季語で詠むコツ

新松子の特徴である「青さ」「硬さ」「松脂の香り」に着目すると、生き生きとした描写になります。木の上で秋風に揺れている様子や、強い陽射しを浴びて松脂が光る様子など、視覚や嗅覚を刺激する表現を心がけましょう。また、まだ完全に開ききっていない「新しさ」から、若々しさや静かな秋の始まりを感じ取ることができます。

相性のいい言葉・取り合わせ

  • 色彩や光を表す言葉(青き、碧、光る、陽のあたる)
  • 風や空を想起させる言葉(秋風、青空、高い空、風の行方)
  • 触覚や嗅覚の言葉(匂ふ、松脂、かたき、乾く)

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