1893年 - 1976年

高野素十

たかの すじゅう

作風・特徴

「あるがまま」を徹底した「無私の俳句」の体現者。一切の主観・感情・説明を排除し自然の一瞬をただひたすらに写す。シンプルな句の中に宇宙が宿る、客観写生の究極形。

生涯・略歴

新潟県生まれ。「ホトトギス四S」の一人。医師(医学博士)でありながら高浜虚子に師事し極めて客観的・即物的な写生句を追求した。「あるがまま」の自然を余分な感情を一切排して詠む姿勢は「無私の俳句」と評される。代表句「甃のうへ」は写生句の手本として俳句入門書に掲載される。

代表句 (2件)

父の日の少しはづれし父の影
季語: 父の日 (summer)
素十句集
松杉をこぼれて落ちし巣立鳥