聖母生誕祭

聖母生誕祭

せいぼせいたんさい

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意味・由来\n「聖母生誕祭(せいぼせいたんさい)」は、キリスト教(主にカトリック教会や正教会)において、イエス・キリストの母である聖母マリアの誕生を祝う9月8日の祝日・祭礼を指す秋の季語です。「マリア誕生祭」「聖母誕生祭」とも呼ばれます。初秋の澄み渡る大気の中で行われるミサや祈りは、清らかで厳かな雰囲気に満ちており、宗教的な敬虔さと秋の気配が美しく重なり合います。\n\n### この季語で詠むコツ\n教会や祈りの場という具体的な情景を描くのはもちろん、秋晴れの空やステンドグラスを透過する光、蝋燭の灯火、百合や薔薇などの花々といった視覚的な美しさを取り入れると効果的です。母性への感謝や生命の尊さ、どこか静けさと温かさを湛えた情感を詠み込むことで、季語の持つ清澄な品格が引き立ちます。\n\n### 相性のいい言葉・取り合わせ\n- 教会、大聖堂、ステンドグラス、鐘の音、パイプオルガン\n- 祈り、白百合、薔薇、キャンドル、燭台\n- 秋晴、初秋の風、青空、夕映え、海

聖母生誕祭」の俳句例 (3件)

聖母生誕祭海の青さのきはまりて
有馬朗人【現代語訳】聖母マリアの誕生を祝う佳き日、眼前に広がる秋の海の青さが極限まで深まり、鮮やかに澄み渡っている。\n【鑑賞】初秋の晴れ渡った空の下、海の深い青と聖母マリアの象徴色である「マリアンブルー(青)」が重なり合い、崇高な自然の美しさと祈りの心が響き合っている名句です。
聖母生誕祭祈りの指の白さかな
古賀まり子【現代語訳】聖母生誕祭の厳かな礼拝の中、静かに組み合わされた祈りの指の白さがひときわ清らかに際立っている。\n【鑑賞】信徒たちの敬虔な所作を象徴する「祈りの指の白さ」に焦点を当て、聖母への純粋な祈りと秋の凛とした空気感を美しく捉えています。
聖母生誕祭夕日の薔薇を捧げけり
及川貞【現代語訳】聖母マリアの誕生祭の夕暮れ、夕日に照り映える一輪の美しい薔薇を祭壇に捧げたことだ。\n【鑑賞】聖母を象徴する花である「薔薇」と、初秋の茜色の夕光が溶け合う情景が印象的です。一日を締めくくる静かな感謝と祈りの温かさが伝わってきます。

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