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「女七夕(おんなたなばた・めたなばた)」とは、陰暦7月7日の七夕の翌日である7月8日、または女性たちを中心に行われる七夕の行事を指す秋の季語です。もともと七夕の起源である「乞巧奠(きっこうでん)」は、織女星にあやかって機織りや裁縫、手芸、書道などの上達を祈る女性主体の宮中行事でした。この伝統を受け継ぎ、針供養のように針仕事の手を休めて女性同士で語り合ったり、手わざの上達を願ったりする風習が「女七夕」として定着しました。星祭りの華やかさから一歩引き、女性たちの日常や祈り、落ち着いた情趣を漂わせる季語です。
織姫に心を寄せる女性の細やかな心情や、裁縫箱・針・糸・布・櫛・手鏡といった生活感のある身の回りの小道具を取り入れると、季語の持つ情緒がぐっと深まります。また、七夕当日の浮き立った雰囲気の翌日という「祭りのあとの静けさ」や、初秋の少し涼しくなった夜の気配を描くことで、大人の落ち着きや哀愁を表現することができます。
・身の回りの品:針箱、絹糸、手鏡、紅筆、櫛、硯 ・動作や情景:糸を引く、針を繕う、髪を梳く、宵闇、燈火 ・心情や気配:静けさ、しのびやか、なごり、息づかい
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