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長谷川かな女

はせがわかなじょ

作風・特徴

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代表句 (3件)

鎌帛に神をかしこむをみなかな
季語: 鎌帛 (autumn)
【現代語訳】鎌に白い布を巻き、神への畏敬の念を抱きながら稲を刈る、その女性の敬虔な姿よ。\n【鑑賞】「神をかしこむ」という言葉に、自然の恵みや神仏への深い敬意が表れています。清らかな鎌を手にした女性の凛とした立ち姿が、実りの秋の豊かな風景の中で美しく際立っています。
覚猷忌うさぎの耳のあたたかき
季語: 覚猷忌 (autumn)
【現代語訳】鳥羽僧正の忌日に、ふと触れたうさぎの耳がとてもあたたかく感じられることだ。 【鑑賞】鳥獣戯画の主役ともいえる「うさぎ」をモチーフにした一句。絵の中のうさぎから、目の前にある生きたうさぎへと視点が移り、その耳のぬくもりを通して、時を超えて生き続ける覚猷の生命への慈愛を感じさせてくれます。
黄纐纈の林をいそぐひかりかな
季語: 黄纐纈の林 (autumn)
【現代語訳】黄色い絞り染めのように美しく彩られた林のなかを、秋の日の光が急ぐように通り過ぎていくことよ。 【鑑賞】秋の日は釣瓶落としと言われるように、日暮れが早い秋。美しく紅葉した林に差し込む光が、またたく間に変化していく様子を「いそぐひかり」と表現しました。鮮やかな黄色と、刻々と移り変わる光の対比が繊細に描かれています。