季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。
「濁り酒(にごりざけ)」は、新米が収穫される秋に、その年の米で仕込まれた新酒のうち、完全に漉(こ)さずに白く濁ったままの酒を指す秋の季語です。別名「濁酒(どぶろく)」「白酒(もろはく/しろき)」「諸白」などとも呼ばれます。古くから農村や山里で豊作への感謝を込めて神前にお供えし、人々が自ら酌み交わした素朴で力強いお酒です。澄んだ清酒とは異なり、米の甘みや微かな酸味、どっしりとした穀物の豊かな風味が残っているのが特徴で、実りの秋の喜びを象徴する季語となっています。
濁り酒を詠む際は、その「白さ」や「とろりとした質感」、そして「素朴な温もり」を五感を使って表現するのがポイントです。洗練された都会的な宴席よりも、田舎の囲炉裏端や山小屋、飾らない夜更けのひとときといった鄙びたシチュエーションとよく調和します。また、新米の収穫期である秋の深まりや、肌寒さが増す夜気と対比させることで、身体を芯から温めてくれる酒の存在感を際立たせることができます。
・視覚:障子、灯影、月、白、土間、素焼きの盃 ・触覚・味覚:とろり、ほの甘し、舌ざわり、あたたか、酔ひ心地 ・秋の風物・情景:新米、野山、夜寒、草の庵、山里、秋刀魚、木の実
この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。
あなたが最初の1句を詠んでみませんか?