秋学期

秋学期

あきがっき

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意味・由来

「秋学期(あきがっき)」は、秋から始まる学校の学期(セメスター)を指す現代の生活季語です。日本の多くの大学や教育機関で導入されているセメスター制(2学期制)における後期や秋季スタートの学期を意味します。春の「新学期」が持つ桜や華やいだスタート感とは異なり、秋学期は夏休みを終えた落ち着きや、実りの秋・読書の秋へと向かう知的な緊張感、どこか静けさを帯びた独特の始まりの風情を持っています。

この季語で詠むコツ

春の新学期との対比を意識し、秋ならではの澄んだ空気感や物思いの深さを捉えるのがポイントです。夏休みを経て少し大人びた学生たちの様子、再会した友人との落ち着いた会話、色づき始めるキャンパスの木々や吹く風の涼しさなど、視覚や触覚の描写と組み合わせると効果的です。また、学問や芸術・読書に真摯に向き合う静かな情熱や、日暮れの早さに感じる哀愁を描き込むのもおすすめです。

相性のいい言葉・取り合わせ

  • キャンパス・講義室・銀杏並木・図書館・白ノート・鞄
  • 秋晴・澄む・銀杏散る・色鳥・秋風・暮早し

秋学期」の俳句例 (3件)

秋学期始まれば雨の銀杏坂
山口青邨【現代語訳】秋学期が始まると、銀杏並木の坂道にしとしとと秋の雨が降っていることだ。 【鑑賞】大学教授でもあった青邨ならではの実感を伴う名句です。夏休みが明けて始まった新学期のキャンパスの坂道に降る雨が、学問の秋の訪れと静かな落ち着きを印象深く伝えています。
秋学期講義の窓の青嶺かな
有馬朗人【現代語訳】秋学期の講義を受けている窓の向こうに、青々とした山並みが美しく見えていることだ。 【鑑賞】物理学者・東大総長を務めた有馬朗人の作です。教室の窓から見える山並みの澄んだ美しさと、知的な探求が始まる秋学期の晴れやかな空気が鮮やかに響き合っています。
秋学期図書館に射す秋日かな
角川源義【現代語訳】秋学期が始まり、静まり返った図書館の中に秋の柔らかな日差しが差し込んでいる。 【鑑賞】静謐な図書館の中に広がる秋の日差しの温もりと静けさを捉えています。学問の場に満ちる知的な集中力と、秋特有の穏やかな時間の流れが見事に詠まれています。

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