季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。
破れ芭蕉(やればしょう・やぶればしょう)とは、秋の野分(台風)や激しい風雨に吹かれ、葉脈に沿って細かく引き裂かれて垂れ下がった芭蕉の葉のことです。夏には青々と瑞々しく広がっていた大きな葉が、秋の深まりとともに傷つき、裂けてゆく姿には、滅びゆくものの哀愁や無常感が宿っています。松尾芭蕉が自身の住まいに植えられ、俳号の由来ともなった芭蕉ですが、この破れやすさにこそ人間の儚さや自然の厳しさを重ね合わせ、古くから風流の対象として深く愛されてきました。
単に「無残で哀れな姿」と描くだけでは情念に流れてしまいます。細く裂けた葉が風に擦れ合う乾いた音や、雨粒をはじく音など、聴覚に訴えかける描写を取り入れると効果的です。また、破れた葉の隙間から差し込む秋の淡い光や、夕暮れの影といった視覚的なコントラストを描くことで、荒涼とした中にある造形美を際立たせることができます。引き裂かれながらも茎にしっかりと留まる、凛とした力強さに焦点を当てるのも良いアプローチです。
秋の深まりを感じさせる言葉や、静寂を際立たせる言葉と非常によく調和します。 ・情景・場所:古寺、板塀、庭石、土塀、裏庭 ・天候・時間:秋風、秋雨、夕暮、黄昏、野分あと ・動き・状態:すれ合ふ、音立つ、一筋、垂るる、影落とす
この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。
あなたが最初の1句を詠んでみませんか?盤石に
苔むす沢や
秋深し
穭田に
課外授業
子らの声
野良仕事
終えて夫婦や
菊日和
秋の膳
カレイの煮付け
出汁染みて
自分史を
綴る喜び
菊日和
待つほどに
風ぞまさしく
秋日和