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「樟の実(くすのみ)」は、神社や公園、街路樹などに多く見られるクスノキ科の常緑高木「クスノキ(楠・樟)」が秋に実らせる果実のことです。初夏に咲いた小さく白黄色の花が結実し、秋が深まる10月から11月頃にかけて直径7〜8ミリほどの球形の実となり、緑色から艶やかな紫黒色へと熟します。大樹の梢に無数に実る様子や、熟して石畳や境内の敷石にぽつぽつと音を立てて落ちる様子は、秋の静けさと深まりを強く感じさせます。
クスノキは神木としても親しまれる巨木が多く、まずはその「大樹の存在感」と、そこに実る「小さな実」との対比を意識すると効果的です。また、実が熟して地面や手水舎、石段などに落ちる「音」や、黒く染まる「色彩」、踏みつぶされたときに微かに立ちのぼる特有の芳香など、五感(視覚・聴覚・嗅覚)を刺激する描写を取り入れると、秋の風情が鮮やかに立ち上がります。
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