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「木突(きつつき)」は、幹を叩いて虫を捕らえたり巣穴を彫ったりする鳥の総称で、秋の季語です。古くは「ケラ」や「テラツツキ」とも呼ばれました。葉が落ち始めて見通しが良くなった秋の山林で、コトコトと木を叩く「ドラミング」の音が爽やかに響き渡る様子から、深まりゆく秋の澄んだ空気や山深い静けさを象徴する季語として古来愛されてきました。
木突を詠む際の最大のポイントは、「音」と「静けさ」の対比を捉えることです。姿自体は小さく見えにくいため、森の奥から聞こえる軽快な打撃音に着目し、その音が響くことでかえって周囲の静寂が際立つ情景を写し取ると効果的です。聴覚的な描写を中心に、澄んだ秋の空気感を表現しましょう。
・音や反響(こだま、響く、澄む、乾く、絶え間なし) ・山や森の情景(大樹、枯葉、深林、日射し、山気、庵) ・静けさ(静寂、しんと、寂し、静か)
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