昼寝覚
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意味・由来

「昼寝覚(ひるねざめ)」は、夏の厳しい暑さから逃れるためにとった昼寝から目覚めた瞬間の、独特な感覚や情景を表す季語です。江戸時代から「昼寝」とともに親しまれてきました。単に眠りから覚めることだけでなく、目覚めたときの頭のぼんやりとした重さ、肌にまとわりつく汗の感触、あるいは一瞬自分がどこにいるのか分からなくなるような茫漠とした心理状態までを含みます。

この季語で詠むコツ

昼寝から覚めた瞬間の「五感の刺激」を丁寧に切り取ることが上達の近道です。目を開けたときに見えた天井の木目や吹き抜ける風、外から聞こえてくる蝉の声や遠くの物音、口の渇きやだるい手足など、具体的な感覚を描写すると実感がこもります。また、目覚めた直後の「静寂」と、徐々に現実へ戻っていく「日常のざわめき」の対比を意識して詠むと、余韻のある奥深い句になります。

相性のいい言葉・取り合わせ

・風鈴、簾(すだれ)、扇風機 ・蝉時雨(せみしぐれ)、遠雷(えんらい) ・畳、柱、天井、麦茶 ・手足の重さ、白昼の光、静けさ

「昼寝覚」の俳句例 (2件)

昼寝覚め又大陸の旅つづく
松の木に庭師来て居り昼寝覚

みんなの「昼寝覚」の詠み

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