羽子

羽子

はね・はご

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意味・由来

「羽子(はね・はご)」は、新年に羽子板で突いて遊ぶ羽根のことです。黒くて丸い無患子(むくろじ)の実に孔をあけ、数枚の鳥の羽を挿して作られます。無患子の実は「子が患わぬ(病気をしない)」という字が当てられ、また飛ぶ姿が害虫を食べる蜻蛉(とんぼ)に似ていることから、古くから子供の無病息災や魔除けを祈る縁起物として親しまれてきました。

この季語で詠むコツ

羽子板そのものではなく、空を舞う「羽子」に焦点を当てるのがポイントです。突いた瞬間の「カーン」という乾いた快い音響や、冬の澄み渡る青空へ吸い込まれるような高さを描写すると、新春の清々しさが際立ちます。また、屋根や庭の隅に落ちた静けさや、風にふと煽られる動きを描くことで、賑やかな遊びのなかに抒情的な陰影を生み出すことができます。

相性のいい言葉・取り合わせ

・空や光を表す言葉(初空、青空、日ざし、寒晴) ・音や動きを表す言葉(高く、落ちて、ひびく、風、舞う) ・風景や着物に関わる言葉(軒端、屋根、振袖、袂、路地)

「羽子」の俳句例 (1件)

土間広し二組羽子をつきにけり
松本たかし『松本たかし句集』(青空文庫)

みんなの「羽子」の詠み

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