亀卜始

亀卜始

きぼくはじめ

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意味・由来

「亀卜始」とは、新年の初めに亀の甲羅を火で焼き、その表面に生じるひび割れの走り具合によって一年の吉凶や五穀の豊凶を占う、古代より伝わる神事のことです。古代中国から日本へと伝来し、かつては宮中で国の行く末を占う重要な儀式でした。現代でも一部の古社にて伝統が受け継がれており、新年の厳粛な幕開けを象徴する、古式ゆかしく神秘性に満ちた季語です。

この季語で詠むコツ

儀式そのものの珍しさを説明するのではなく、神職の張り詰めた空気感や、火床から立ちのぼる煙の匂い、甲羅に鋭く走るひびの裂け目など、五感に訴えかける具体的な描写を切り取るのがコツです。古代から続く時間の重みと、新年の清浄で引き締まった寒気を組み合わせることで、奥行きと格調のある句が生まれます。

相性のいい言葉・取り合わせ

・儀式の様子(神火、青煙、亀甲、白装束、祝詞、火の粉) ・張り詰めた空間(静寂、冷気、夜明け、玉砂利、古社) ・未来や予兆(兆し、吉兆、一筋、占う)

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