食継ぎ

食継ぎ

くいつぎ

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意味・由来

「食継ぎ(くいつぎ)」とは、正月の三が日におせち料理や雑煮などの祝い膳を順次いただき、食べ継いでいく風習を表す新年の季語です。年神様に供えたご馳走を家族や親族で分かち合って食べることで、神仏の力を身に宿し、一年の無病息災や延命長寿を祈る意味が込められています。連日の祝い膳を囲む温かな団欒とともに、お正月のご馳走を日を追って食べ進めていく、生活感あふれるお正月の風情を表します。

この季語で詠むコツ

豪華な新年の料理そのものを詠むだけでなく、正月独特のゆるやかで贅沢な時間の流れや、家族の様子を具体的に描くことがポイントです。重箱の中身が少しずつ減っていく様子、誰かが箸を伸ばす何気ない仕草、あるいは三が日が過ぎて日常に戻りつつある気配などを取り合わせると、実感がこもった味わい深い一句になります。

相性のいい言葉・取り合わせ

・重箱、祝い箸、屠蘇、膳 ・座敷、日溜まり、火鉢、炬燵 ・家族、老い、児(ちご)、談笑、三日

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