季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。
「夏の始」は「げのはじめ」と読み、仏教の修行期間である「夏安居(げあんご)」に入る初日(陰暦四月十五日)を指す季語です。「結夏(けつげ)」とも呼ばれます。古くインドにおいて、雨季に草木が生い茂り虫が多く活動する時期、誤って小さな命を踏み殺すことのないよう、僧侶たちが一定期間寺院に籠もって修学・瞑想に励んだことに由来します。一般的な季節の始まりではなく、仏道修行の厳格な精神と、心身を引き締める静謐な空気を宿した特別な季語です。
宗教的・精神的な行事としての重みがあるため、寺院の佇まいや僧侶の姿、境内の張り詰めた空気感を取り合わせると季語の持つ清らかな緊張感が引き立ちます。門を閉ざして修行に入るという文脈から、「外界との隔絶」や「静寂」に目を向けるのもおすすめです。初夏の爽やかな青葉や風の音、鐘の余韻など、五感で感じられる寺の風情を具体的に描写することで、初心者の句であっても奥行きと静けさを表現することができます。
・寺院や修行に関する言葉(山門、石段、袈裟、鐘の音、読経) ・初夏の自然に関する言葉(青葉、若葉、苔、木漏れ日、谷水) ・感覚や様子を表す言葉(静寂、引き締まる、整ふ、澄み渡る、閉ざす)
この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。
あなたが最初の1句を詠んでみませんか?行く秋や
残葉まばらに
空高し
読書いま
栞とせむと
銀杏散る
行く秋に
野菊のそつと
佇めり
色褪せし
沈黙残る
行く秋や
行く秋や
雑木林へ
日照雨して
行く秋や
漁の手袋
冷ゆるなり