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「秋渇き(あきがわき)」は、秋になって食欲が増し、何を食べてもおいしく感じられることをいう季語です。「渇く」には、ものをしきりに欲しがるという意味があります。夏の暑さで落ちていた食欲が、涼しくなるにつれて戻り、ときに旺盛すぎるほどになる様子を表しています。食べ物がおいしくなる季節の満ち足りた気分と、自分の食欲に驚くようなおかしみを含んだ言葉です。
食欲そのものを説明するのではなく、食卓や台所の具体的な場面に託して詠むのがポイントです。何度もおかわりをする手元、炊き上がりを待つ時間、つい手が伸びる様子など、日常のささやかな一場面を切り取ると、季語の持つ明るさやおかしみが生きてきます。秋の味覚の名前は、それ自体が季語であることが多いので、取り合わせる場合は季重なりに注意しましょう。
・食卓の言葉:茶碗、おかわり、箸、湯気、炊き上がる、腹 ・暮らしの言葉:台所、夕餉、厨(くりや)、弁当 ・様子を表す言葉:旺盛、たちまち、ふと、恥ずかし、満ち足りる
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あなたが最初の1句を詠んでみませんか?斜陽射す
棚田の稲穂
黄金波
秋雨の
蕭蕭として
地を慕ふ
秋の雲
眺めゆらゆら
花芒
手に和菓子
口ほどけゆく
秋を編み
園児描く
紙いっぱいの
秋の雲
秋の雲
風と日ざしを
引き連れて