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「網掛の鷹(あがけのたか)」とは、秋の鷹狩の季節に向けて、山野に張った網で捕らえたばかりの野生の鷹を指す三秋の季語です。古くから鷹狩に使われる鷹は、秋に渡ってきた若鷹を網で捕獲し、人手で馴らして狩猟用に育てました。そのため「網掛の鷹」には、捕らえられたばかりの野生の鋭さ、人間に対する激しい警戒心や荒々しい気迫、そして自由を奪われた緊張感が強く宿っています。
捕らわれてなお失われない鷹の「猛々しい眼光」や「鋭い嘴・爪」、拘束されたことによる「激しい羽ばたき」や「研ぎ澄まされた気配」を描き出すのがポイントです。秋の澄み切った大気や寂寥とした山野の情景と取り合わせることで、捕縛された野生の孤高と哀愁のドラマを鮮やかに際立たせることができます。
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