雑煮

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ぞうに

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意味・由来

雑煮は、正月に神仏にお供えした餅を、里芋や大根、青菜などとともに煮ていただく日本の伝統料理です。室町時代の武家の祝宴が発祥ともいわれ、一年の無病息災や家内安全を祈る意味が込められています。関東の角餅と醤油仕立てのすまし汁、関西の丸餅と白味噌仕立てをはじめ、地域や家庭によって餅の形や具材、出汁の取り方が大きく異なる点も、この季語の深い味わいとなっています。

この季語で詠むコツ

単に「美味しい」「温かい」と述べるのではなく、五感を使って情景を描き出すのが上達への近道です。椀から立ち上る豊かな湯気、澄んだ出汁の香り、箸で持ち上げた餅の柔らかさや伸び具合など、具体的な動作や視覚・嗅覚に訴える描写を意識してみましょう。また、家族が揃って箸をとる団欒の温かさはもちろん、一人で静かに味わう正月の感慨、あるいは故郷を遠く離れて思い出す実家の味など、生活の息遣いや心情を託す器としても非常に力強い季語です。

相性のいい言葉・取り合わせ

・器や所作に関する言葉:塗り椀、蓋、箸、湯気、よそふ、啜る ・素材や風味に関する言葉:丸餅、角餅、青菜、白味噌、出汁、鰹節 ・情景や心情に関する言葉:母の手、古里、炬燵、朝餉、静寂、健やか

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