俳句の作り方|初心者が今日から始められる5ステップ入門
はじめての俳句サポーター 凛
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目次
俳句を作る前に知っておきたい基本
俳句の入門では、まず五・七・五の十七音と、季語を一つ入れるという基本形から覚えると取り組みやすくなります。入門向けの説明としては、この形から始めるのが一般的です。
俳句は十七文字ではなく十七音で考える
ここで大切なのは、俳句は十七文字ではなく十七音で考えることです。たとえば、長音の「ー」は1音として数え、小さい「っ」も1音として数えます。一方で、「ゃ」「ゅ」「ょ」などの小さい文字は前の文字と合わせて1音です。
季語は一つを目安にすると整理しやすい
初心者向けの基本形では、句の中に季語を一つ入れると考えると整理しやすくなります。季語が複数入ると、何を中心に読めばよいかがぼやけやすくなるためです。まずは主役になる季語を一つ決めるところから始めると、句の形が整いやすくなります。詳しくは「2. 季語を一つ選ぶ」でも紹介します。
川柳との違いも知っておくと理解しやすい
五・七・五の形を持つ文芸には川柳もあります。初心者向けの俳句では、まず季語を入れて季節感を表すことを意識すると違いがつかみやすくなります。違いを詳しく知りたい方は、関連記事の俳句と川柳の違いもあわせてご覧ください。
🌸凛のひとこと
はじめて作るときは、完璧な句を目指すより、「季語を一つ決める」→「見えた場面を書く」の順で考えると作りやすくなります。
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まずはこの型で1句作れます
いきなり自由に作ろうとすると、手が止まりやすくなります。初心者のうちは、次のような型に当てはめてみるのがおすすめです。
- 季語 + 場所 + 見えたもの
- 季語 + 音 + 動き
- 季語 + 光や匂い + 気づき
たとえば、こんな形です。
- 春の月/帰り道には/影二つ
- 秋風や/レジ袋鳴る/帰り道
- 朝顔や/門のかたえの/影ひとつ
まずは上手に作ることよりも、一度最後まで形にしてみることが大切です。次の5ステップに沿って進めると、さらに作りやすくなります。
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初心者でもできる5ステップ
1. 何を詠みたいか決める
最初に、「何を句にしたいか」を決めます。壮大な風景でなくてもかまいません。
- ベランダの朝顔が咲いていた
- 帰り道の風が少し冷たかった
- スーパーで秋刀魚を見かけた
- 夜道で春の月がぼんやり見えた
このような、日常の小さな発見で十分です。気になったことをスマホやメモ帳に短く残しておくと、あとで俳句の題材として整理しやすくなります。
2. 季語を一つ選ぶ
テーマが決まったら、その場面に合う季語を一つ選びます。俳句の基本形では、季語を一つ入れるのが一般的です。
- 春なら「春の月」「桜」「霞」
- 夏なら「朝顔」「蝉」「青葉」
- 秋なら「秋風」「秋刀魚」「月」
- 冬なら「霜」「木枯」「炬燵」
初心者のうちは、ひとつの句に季語をいくつも入れず、主役を一つに絞るほうが句をまとめやすくなります。季語を探したい方は、関連記事の初心者に使いやすい季語一覧も参考になります。
3. 五・七・五に置いてみる
季語と題材が決まったら、言葉を五・七・五に置いてみます。このとき大切なのは、最初から完璧にまとめようとしすぎないことです。
たとえば、
「スーパーで秋刀魚を見て秋だと思った」
というメモがあったら、そこから言葉を整理して、
秋刀魚見て/夕餉のことを/思ひけり
のように、少しずつ形にしていきます。最初の下書きでは長すぎてもかまいません。言いたいことを一度出してから、削ったり言い換えたりして整えるほうが作りやすくなります。
4. 説明しすぎず、景色を残す
俳句は短い文芸なので、説明を詰め込みすぎると読みにくくなります。「うれしかった」「悲しかった」と気持ちをそのまま書くより、見えたものや動きで気分をにじませるほうが、句らしくなりやすいです。
たとえば、
「桜が咲いていてうれしかった」
と書くよりも、
桜咲く/門に新しき/靴の紐
のように、景色や物の動きで表すと、読み手が場面を想像しやすくなります。
なお、こうした「景色や事物を通して表す」考え方は、俳句で言われる写生にも通じます。ただし、これは俳句の考え方の一つであり、唯一の正解というわけではありません。
表現の切れや余韻も知りたい方は、関連記事の切れ字の基本と効果もあわせて読むと理解しやすくなります。
5. 声に出して推敲する
句ができたら、必ず声に出して読んでみましょう。俳句は音の流れが大切なので、目で見るだけでは気づきにくい引っかかりが見つかります。俳句は文字数ではなく音で考えるため、この確認は特に有効です。
- 音が多すぎて息が切れる
- 同じ言葉が重なっている
- 説明っぽく聞こえる
- 言いたいことが多すぎる
こうした点は、声に出すと気づきやすくなります。1回で決めようとせず、少しずつ言葉を入れ替えながら整えていくのが基本です。
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初心者向けの作例
ここでは、編集部で作成した初心者向けの作例を紹介します。
作例1
秋風や コーヒー冷める 窓の際
「秋風」という季語を使い、部屋の中の小さな変化から季節の移ろいを感じる形にした作例です。
作例2
春の月 帰り道には 影二つ
「春の月」は春の季語として親しまれています。春の月は、霞や湿り気のある空気の中で、やわらかくおぼろに見えることが多いとされています。
作例3
朝顔や 門のかたえの 影ひとつ
夏の朝の静かな場面を、できるだけシンプルに表した作例です。
どの作例も、大きな出来事ではなく、目の前の一瞬を切り取ることを意識しています。
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初心者がつまずきやすいポイント
すべてを説明しようとする
俳句は十七音しかないため、情報を詰め込みすぎると景色がぼやけます。まずは「何を見せたい句なのか」を一つに絞ると、読みやすくなります。
季語を重ねすぎる
初心者は、春風・桜・霞のように、同じ句の中に季節の言葉をいくつも入れたくなることがあります。ただ、入門段階では季語を一つに絞るほうが、主役がはっきりしやすくなります。
難しい言葉を無理に使う
俳句だからといって、無理に古語や難しい表現を使う必要はありません。まずは、自分が普段わかる言葉で景色を置いていくほうが、句にしやすくなります。
文字数で数えてしまう
俳句では、文字数ではなく音で数えます。ここを間違えると、五・七・五にしたつもりでも、読んだときにリズムがずれることがあります。
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俳句を続けるコツ
俳句は、一度作って終わりではなく、続けるうちに少しずつ見え方が変わっていきます。続けるコツは、日常の中で題材を探すことと、作った句を見返したり、だれかに読んでもらったりすることです。
ノートに書きためる方法もありますし、投稿サービスを使ってほかの人の句に触れる方法もあります。続ける場があると、季語の使い方や表現の幅にも自然と触れやすくなります。家で気軽に続けたい方は、関連記事のおうちで俳句を楽しむ方法|初心者向け完全ガイドも参考になります。
俳句を続ける方法の一つとして、俳句投稿サービスを活用する方法があります。「俳句びと」では、作った句を投稿したり、ほかの人の句を読んだりできます。句を続ける場を探している方は、こうしたサービスを活用するのも一つの方法です。
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まとめ
まとめ
俳句をはじめるときに、最初から難しい理論を覚える必要はありません。まずは以下の4つの流れを意識するだけで大丈夫です。
- ✅ 今の季節にあるものを一つ見つける
- ✅ 季語を一つ選ぶ
- ✅ 五・七・五に置いてみる
- ✅ 声に出して整える
俳句の基本は「五・七・五の十七音」に「季語を一つ」入れること。数えるときは文字数ではなく「音」であることをお忘れなく。
まずは気軽に、今の季節を一句にしてみましょう!
最初の一句は、上手に作ることより「作ってみること」が一番大切です。
あなたも一句、投稿してみませんか?
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俳句を続けるコツは、作った句をだれかに読んでもらうこと。「俳句びと」なら、俳句を投稿したり、ほかの人の句を読んだりしながら、自分のペースで楽しんで続けられます。
- ✨ はじめての一句を投稿したい
- 🤝 同じ趣味の仲間と交流したい
- 💡 季語や表現の幅を広げたい
そんな方は、まずは気軽に始めてみてください!
おすすめ資料
体系的に学べる記事:俳句の作り方完全ガイド
見やすい!学べる!:初心者に使いやすい季語一覧
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