踏青

踏青

とうせい

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意味・由来

「踏青(とうせい)」とは、春になって青々と萌え出た草を踏みしめながら、野山を歩き楽しむことを意味する春の季語です。古代中国で清明のころに郊外へ出かけ、青草を踏んで春の気配を楽しんだ「踏青節」という風習に由来します。日本でも古くから親しまれ、草萌える野に出て春の生命力を五感で味わう、明るく開放的な野遊びの情景を表します。「青を踏む」とも詠まれます。

この季語で詠むコツ

「踏青」という言葉自体に少し格調高い漢語の響きがあるため、日常の気軽な散歩の風景と組み合わせると、新鮮な詩情が生まれます。詠む際には、足の裏に伝わる若草の柔らかな弾力や湿り気、歩くリズム、ふと立ち止まったときの春風の心地よさなど、身体感覚を具体的に描写するのがコツです。また、遠くに見える山並みや広々とした空を取り入れることで、大らかな春の広がりを表現できます。

相性のいい言葉・取り合わせ

・足裏、靴音、歩幅(足元の感触や歩く動作を表す言葉) ・小径、丘、堤、野山(春の広々とした地形や歩く場所) ・微風、陽ざし、青空(春の心地よい気候を感じさせる無季・春の情景) ・杖、帽子、水筒(散策を連想させる身近な持ち物)

「踏青」の俳句例 (1件)

踏青や野守の鏡これかとよ
松本たかし『松本たかし句集』(青空文庫)

みんなの「踏青」の詠み

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