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「鷹打所(たかうちどころ)」とは、鷹狩りに用いるための鷹(主にオオタカやハイタカなどの若鳥)を捕らえる仕掛けを施した場所のことです。秋になると北方から山越えをして南へと渡る鷹を捕獲するため、見晴らしの良い峠や山の尾根などに網を張り、近くに潜むための「鷹打小屋」を設けました。秋の澄み渡る大空を背景に、野生の猛禽類と対峙する猟人の気迫や、山岳地帯の雄大で静謐な気配を感じさせる秋の季語です。
鷹そのものの勇壮な姿だけでなく、鷹を待つ猟人の研ぎ澄まされた緊張感や、山々の秋の深まりといった「場の空気」に焦点を当てると深みが出ます。山肌を渡る冷たい秋風、尾根から見下ろす広大な風景、紅葉や枯れ草の様子などを組み合わせることで、自然の厳しさと人間の営みの対比を鮮やかに描き出すことができます。
・山の景物:尾根、峠、岩肌、峰、枯葛、夕紅葉 ・天候や自然現象:秋晴、秋風、夕日、朝霧、雲の峰 ・情景描写の語:研ぎ澄ます、潜む、仰ぐ、日和、煙
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