秋天

秋天

しゅうてん

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来\n「秋天(しゅうてん)」とは、澄み渡った秋の空そのものを指す季語です。「秋晴(あきばれ)」や「秋空(あきぞら)」と同様の意味を持ちますが、「秋天」という漢語の響きには、より広大でどこまでも高く澄み切った大気、そして凛とした静けさや厳しさを感じさせる格調高さがあります。大陸から移動性高気圧がやってきて湿度が下がり、天が高く感じられる日本の秋ならではの情感が込められています。\n\n### この季語で詠むコツ\n単に「青い」「高い」と空の様子を説明するのではなく、秋天の下にある地上の物や人物の心情と対比させるのがポイントです。どこまでも果てしない秋天を見上げることで、人工物の直線的な美しさが際立ったり、人間の小ささや孤独感、あるいは逆に突き抜けるような爽快感が鮮明になります。硬質な言葉遣いや、シャープな視線を取り入れると「秋天」の響きとよく調和します。\n\n### 相性のいい言葉・取り合わせ\n・建造物・人工物(塔、ビル、橋、船の舳先、鉄塔など)\n・自然の景(峰、枯枝、鳥の群れ、海原など)\n・視覚や感覚を表す語(白銀、蒼穹、透明、そそり立つ、刺す、澄むなど)

秋天」の俳句例 (3件)

秋天に巨船の舳先きらめけり
山口誓子【現代語訳】澄み渡る広大な秋の空に向かって、巨大な船の先端が光を浴びてきらきらと輝いている。【鑑賞】高く澄んだ秋天と、港に停泊または航行する巨船のスケール感が美しく響き合っています。金属的な舳先のきらめきが、秋特有の澄んだ大気の冷たさと透明感を鮮やかに際立たせている名句です。
秋天へそそり立つもの皆痛し
相馬遷子【現代語訳】どこまでも高く澄み渡る秋の空へ向かって鋭くそそり立つものは、どれも胸が痛むほど切実に見える。【鑑賞】病を抱えながら生きた作者が、秋天の圧倒的な高さと透明感の中に身を置き、山や木々などの屹立する姿に自身の研ぎ澄まされた命の痛覚を重ね合わせた、厳しくも美しい句です。
秋天のどこにも澱みなかりけり
稲畑汀子【現代語訳】見上げる秋の空には、どこを見渡しても少しの濁りや滞りもなく、どこまでも澄み切っていることだ。【鑑賞】秋晴れの日の大空の清らかさを、素直かつ端正に詠み上げた一句です。「澱みなかりけり」という措辞が、大気だけでなく作者自身の心までも洗われ澄み渡っているような心地よさを伝えています。

みんなの「秋天」の詠み(人気順)

この季語を使った人気の投稿はまだありません。

みんなの「秋天」の詠み(新着)

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

関連する「」の季語