夏布団

夏布団

なつぶとん

別の表記・呼び名:夏蒲団(なつぶとん)

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意味・由来

夏布団とは、暑い夏の夜に用いる薄手の掛け布団のことです。麻や木綿の薄い布、薄く綿を入れた肌布団、タオルケットなどを指します。日本の夏は蒸し暑いですが、寝冷えを防ぐために腹周りだけは覆いたいという生活の知恵から親しまれてきました。寝苦しい夜に掛けたり払ったり、朝方には心地よく引き寄せたりと、夏の暮らしの息遣いが宿る季語です。

この季語で詠むコツ

肌ざわりや寝姿、朝夕の気温の変化と結びつけて詠むのがおすすめです。蹴飛ばされた様子や、足の先だけにかかっている状態など、生活感のある具体的な描写を入れると実感が際立ちます。また、白や藍といった色彩、麻のしゃりっとした感触、あるいは明け方の涼風などを取り合わせると、暑さの中にある爽やかさや夜の情緒を鮮やかに表現できます。

相性のいい言葉・取り合わせ

【夏の言葉】朝涼、熱帯夜、明易し、短夜、風鈴、蚊遣火 【季節を問わない言葉】蹴飛ばす、足先、麻、素肌、畳、寝息、白、引き寄せる

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