葛練

葛練

くずねり

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意味・由来

「葛練(くずねり)」は、葛粉に水や砂糖を加えて火にかけ、粘りと透明感が出るまで木べらなどで丹念に練り上げた夏の和菓子です。出来上がったものを冷水で冷やし、きな粉や黒蜜をかけていただくこともあります。葛ならではのつるりとした喉越しと、白く透き通るような涼やかな見た目が暑さを忘れさせてくれるため、三夏を通じて親しまれる伝統的な甘味です。

この季語で詠むコツ

視覚的な「透明感」や「光の反射」、そして舌触りや喉越しといった「涼感」を生き生きと描くのがコツです。また、食べる瞬間のひんやりとした心地よさだけでなく、火元で一生懸命に葛を練り上げる手仕事の温かみや、その後の冷水で冷やす工程に焦点を当てると、生活に根ざした奥行きのある句になります。涼しげな器との対比を詠むのも効果的です。

相性のいい言葉・取り合わせ

・器や道具:ギヤマン、切子硝子、青竹の器、白磁、銀の匙 ・質感や情景:透き通る、半透明、井戸水、氷片、つるりと ・夏の暮らし:簾(すだれ)、昼下がり、風鈴、青葉、夕風

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