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「気連草(めなもみそう / きれんそう)」は、キク科の一年草「メナモミ(豨薟)」を指す秋の季語です。山野の路傍や藪の縁などに自生し、秋になると控えめな黄色い小花を咲かせます。名前の由来は、果実にある粘着性の毛が衣服に付着する「ひっつき虫」としての性質(揉むとくっつく=もみ)にあり、大型のオナモミ(雄生揉)に対して繊細で優しい姿をしていることから「雌生揉(めなもみ)」と名付けられました。また、漢方では「豨薟(きれん)」という生薬として用いられるため、古くから「気連草」の字も当てられています。
非常に地味で目立たない草花ですが、それゆえに素朴な自然の美しさを表現するのに最適です。小さく黄色い花に朝露が降りている様子や、秋の柔らかな日差しを浴びる姿など、細やかな生命感に着目してみましょう。また、衣服に種がくっつくという愛嬌のある特徴を活かして、里山の散策や道草といった人間味のある日常のワンシーンと取り合わせるのもおすすめです。
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