栗山
autumn 地理

栗山

くりやま

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「栗山(くりやま)」は、栗の木が多く植えられている山、あるいは栗林のある山野を指す秋の季語です。日本では古くから栗が重要な食料とされてきたため、人々の暮らしに密接に結びついた里山の風景を代表する言葉でもあります。秋が深まると、緑色だった栗の毬(いが)が茶色く色づき、やがて弾けて艶やかな実を落とします。「栗山」という言葉には、実りの豊かさや収穫の喜びだけでなく、収穫が一段落した後の、葉が落ちて光が差し込む寂しげながらも明るい山の情景など、秋の移ろいゆく美しさが込められています。

この季語で詠むコツ

栗山を詠む際は、単なる山の風景描写にとどまらず、五感を働かせることが大切です。例えば、実が弾けて地面に落ちる「かすかな音」、足元に散らばるイガや落ち葉を踏みしめる「感触」、あるいは木々の間から差し込む「秋の日差し」などを切り取ると、瑞々しい臨場感が生まれます。また、収穫で賑わう人々の様子を描くのか、あるいは誰もいない静かな山を描くのかによって、句の情緒を多様に表現することができます。

相性のいい言葉・取り合わせ

  • 光や天候を表す言葉(「薄日」「夕日」「日和」「風」など)
  • 栗山特有の景物(「毬(いが)」「落ち葉」「坂路」「鴉(からす)」など)
  • 動作や状態を表す言葉(「こぼる」「のぼる」「くだる」「ひらく」など)

栗山」の俳句例 (3件)

栗山の日に日にひらく明るさよ
飯田蛇笏【現代語訳】栗山は、秋が深まり葉が落ちるにつれて、日を追うごとに木々の間から光が差し込み、明るくなっていくことよ。 【鑑賞】栗の収穫期が過ぎて葉が落ち始めると、それまで鬱蒼としていた山に秋の柔らかな光が満ちてきます。季節の移り変わりとともに、山の表情が「明るさ」へと変化していく様子を、大きな視点で捉えた爽快な一句です。
栗山に日一日ゐる鴉かな
大野林火【現代語訳】秋の栗山に、一日中ずっとカラスが留まっていることだな。 【鑑賞】実りの時期、あるいは収穫が終わって静まり返った栗山に、ぽつんと一羽のカラスが佇んでいる光景です。「日一日(ひひとひ)」という時間の長さが、秋の里山のゆったりとした時の流れと、そこはかとない寂寥感を引き立てています。
栗山をのぼりくだりや秋の風
炭太祇【現代語訳】栗山を登ったり下りたりして仕事をしていると、爽やかな秋の風が吹き抜けていくことよ。 【鑑賞】江戸中期の俳人による、暮らしの匂いがする健やかな一句です。栗拾いか、あるいは山の整備でしょうか。起伏のある栗山を行き来する心地よい疲労感の中に、吹き抜ける秋風の冷涼さが心地よく響き渡ります。

みんなの「栗山」の詠み(人気順)

この季語を使った人気の投稿はまだありません。

みんなの「栗山」の詠み(新着)

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

関連する「」の季語