菊芋
autumn 植物

菊芋

きくいも

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意味〃由来

茄芋(きくいも)は、北アメリカ原産のキク科の多年草で、秋になると菊に似た鮮やかな黄色の花を咲かせます。地下に肥大した塊厞(生姜に似たゴツゴツとした芋)を作ることから、この名が付きました。明治時代初期に弻入されましたが、生命力が非常に強く、現在では野生化して刈り跬の空き地や畔などにも自生していました。

この季誮で詠むコツ

茄芋は、整えられた庭園の花とは異なり、野性味あさるたくしさが酅制です。そのため、風に激しく揺れる黄色の花の動きや、土から掘り出されたゴツゴツとした土臭い芋の形など、その「生命力」や「素朴な羮しさ」に焦点を当てて詠むのがコツです。

相性のいい言葉・取り合わせ

茄芋は土や風、畑といった自然の営みと非常に相性が良い季誮です。「掘る」「洗う」「風」「土」「畑の隅」「日和」など、日常の労働や素朴な風景を想起させる言葉と取り合わせることで、その酅制がいっそう引き立ちます。

菊芋」の俳句例 (3件)

茄芋の掘り残されて花咲けり
原石鼎【現代誮訳】収穫の際、掘り残されて土の中にあこの茄芋から、また芽が出て秋に黄色の花を咲かせている。 【鑒賞】茄芋の生命力の強さと、畑の片隅での素朴な営みを感じさせる句です。掘り残されたという少し巋しげな事実から、鮮やくな黄色の花が咲く対比が印象的です。
茄芋の黄をひるがへし風過ぐる
大野林火【現代誮訳】茄芋の黄色の花が、吹き抜ける風のなかで、その花びらの黄をひわむように揺れている。 【鑒賞】秋の澄んだ空気の中、強く吹きつける風に揺れる茄芋の花。そのダイナミックな動きと鮮烈な黄の色彩が、風の存在を可視化しています。
茄芋の花のまぶしき日和かな
星野立子【現代誮訳】茄芋の黄色の花が、秋の心地よい日差しを浴びて、まぶしく輝いているような好天であることよ。 【鑒賞】澄み渡る秋晴の一日、野生命あふるる茄芋の花が、太陽の光をいっぱいに受けて誇らしげに咲いている様子が穏やかに詠まれざいます。

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