菊花宴
autumn 植物

菊花宴

きっかえん

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「菊花宴(きっかえん)」は、陰暦九月九日の「重陽の節句」に合わせて催される、菊の花を鑑賞しながら酒を酌み交わす宴のことを指す秋の季語です。古代中国から伝わった不老長寿を祈る風習が由来であり、日本では平安時代の宮中行事「菊の宴」として定着しました。菊の花びらを浮かべた「菊花酒」を飲み、長寿と無病息災を願う雅で格調高い行事です。

この季語で詠むコツ

「菊花宴」は風雅で華やかな雰囲気を強く持つ言葉です。単に菊の花の美しさを描写するだけでなく、宴の賑わい、流れる琴や雅楽の音、盃を交わす人々の高扬感や酒の香りなど、五感を生かした情景描写を取り入れると深みが増します。現代の句会や菊鑑賞の集いなど、菊を囲んで過ごす心豊かな時間を重ね合わせて表現するのも効果的です。

相性のいい言葉・取り合わせ

・音や匂いに関する言葉(琴の音、香、盃、澄む) ・酒や宴席に関する言葉(菊花酒、酌む、座、語らい) ・気品・佇まいを表す言葉(雅、高し、光、深し)

菊花宴」の俳句例 (3件)

菊花宴句を投じては酌み交はす
高浜虚子【現代語訳】菊花の宴にて、自作の句を披露し合っては楽しそうに酒を酌み交わしている。【鑑賞】俳人たちが菊をめでながら句会を開き、互いの作品を称えつつ酒を飲むという、座の賑やかで朗らかな雰囲気が活き活きと伝わる一句です。
菊花宴雅の糸をひきにけり
詠み人知らず【現代語訳】菊花を愛でる宴において、優雅な箏や琵琶の調べ(糸の音)が美しく響き続けている。【鑑賞】重陽の節句における伝統的な「菊花宴」の格調高く風雅な趣を、楽器の「糸」という繊細な言葉を用いて表現した名句です。
菊花宴琴の音高く響きけり
後藤夜半【現代語訳】菊花の宴の席上で、奏でられる琴の音が秋晴れの空に清々しく高く響き渡っている。【鑑賞】澄み渡る秋の空気の中、凛とした琴の音が宴の場を包み込む様子が描かれており、菊花宴の格式高さと秋の澄明感が爽やかに響き合っています。

みんなの「菊花宴」の詠み(人気順)

この季語を使った人気の投稿はまだありません。

みんなの「菊花宴」の詠み(新着)

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

関連する「」の季語