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「カラ類の混群(からるいのこんぐん)」とは、秋から冬にかけて、シジュウカラ(四十雀)、ヤマガラ(山雀)、ヒガラ、コガラなどの「カラ類」と呼ばれるシジュウカラ科の小鳥たちが、エナガやコゲラ、メジロなどといった異なる種の小鳥たちと一緒になって一つの群れを作り、行動する現象を指します。異なる種類の鳥が群れることで、天敵への監視の目を増やし、互いに餌のありかを知らせ合うなど、過酷な季節を生き抜くための知恵から生じた生態です。木々が葉を落とし始める秋の林の中で、突然にぎやかに梢を渡り歩く彼らの姿は、静まり返る自然の中に宿る生命の躍動を感じさせてくれます。
混群を詠む際は、その「一時の賑やかさと、たちまち去っていくスピード感」に注目するのがポイントです。さっきまで静かだった森が、混群の到来によって一気にさえずりに満たされ、通り過ぎるとまた元の静寂に戻る。この「動」と「静」のコントラストを意識すると、季語の持つ生き生きとした魅力が引き立ちます。また、群れ全体を大きく捉えるだけでなく、群れの中の「特定の一羽の動き」や「異なる鳴き声」に焦点を絞ることで、より写生性の高い瑞々しい一句になります。
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