季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。
「歌女鳴く(かじょなく)」は、秋の季語で、クツワムシ(轡虫)が鳴くことを指します。「歌女(かじょ)」とはクツワムシの異名であり、その羽音がガチャガチャと賑やかに響く様子を、機を織る女性の歌声に例えた、あるいはその独特な響きを雅びやかに捉えた言葉です。平安時代の和歌にも登場する由緒ある表現で、単なる虫の音を越えて、深まりゆく秋の夜の情緒や侘しさを象徴する言葉として俳句でも大切に受け継がれてきました。
「歌女」という言葉自体が非常に雅びで、古典的な響きを持っています。そのため、クツワムシの実際の騒がしい鳴き声をそのまま写生するのではなく、その音が響くことでかえって際立つ「夜の静寂」や「しみじみとした孤独感」を表現するのがコツです。現代的な日常風景よりも、灯火、月、畳、障子といった、静かで落ち着いた和の空間や古典的な景物と取り合わせると、季語の持つ美しいニュアンスがより一層引き立ちます。
この季語を使った人気の投稿はまだありません。
この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。
あなたが最初の1句を詠んでみませんか?