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「初音(はつね)」とは、その年の春に初めて聞く鶯(うぐいす)の鳴き声のことです。古くから人々は、春の到来を告げる鶯の第一声を特別な喜びをもって待ちわびてきました。平安貴族の間でも吉兆として重んじられ、『源氏物語』第二十三帖の巻名としても広く親しまれています。単に鶯が鳴くことだけでなく、「今年初めて耳にした」という感動や、寒さが残る中で芽吹く春の気配そのものを象徴する美しい季語です。
「初音」という言葉自体に鶯の鳴き声という意味が含まれているため、句の中に改めて「鶯」と詠み込む必要はありません。まだ鳴き慣れておらず、少し舌足らずでおぼつかない鳴き声の初々しさを捉えたり、早朝の静寂の中で思いがけず響き渡る声に耳を澄ませる瞬間を切り取ると、実感がこもります。また、山里の澄んだ空気や、目覚めたばかりの寝室の静けさなど、周囲の情景を丁寧に描写することで、初音の清々しさが際立ちます。
・場所や情景を表す言葉:山里、谷間、杉木立、縁側、薄日、朝霞 ・動作や心情を表す言葉:耳澄ます、目覚め、届く、ためらふ、聞き留む
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あなたが最初の1句を詠んでみませんか?温燗に
チョコのケーキの
夜寒かな
花道は
桜紅葉と
なりて降り
渓谷の
トロッコゆれる
紅葉飛ぶ
毬栗の
そなへてありぬ
賢治の碑
霧襖
山に置く身に
内と外
白髪梳く
風が教える
初秋を