葉鶏頭

葉鶏頭

はげいとう

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意味・由来

葉鶏頭(はげいとう)はヒユ科の一年草で、熱帯アジア原産の植物です。花を楽しむ通常の鶏頭(ケイトウ)とは異なり、秋が深まるにつれて頂部の葉が鮮やかな紅や黄、紫などに色づく姿を観賞します。その炎が立ち上るような鮮烈な色彩から「雁来紅(がんらいこう)」や「かまつか」という雅名でも呼ばれます。秋の訪れとともに葉先から鮮やかに染まっていく様子は、晩秋の庭や花壇でひときわ目を引く存在です。

この季語で詠むコツ

葉鶏頭の最大の特徴は、その「激しい色彩」と「直立する凛とした立ち姿」です。秋の深まりとともに増す紅の深さや、夕暮れの光の中で葉が燃え立つように見える劇的な陰影に着目すると句に生命感が生まれます。また、咲き誇る華やかさの裏にある、やがて霜に打たれて枯れていく晩秋の哀愁や無常観を重ねて描くのも深みをもたらす効果的な手法です。

相性のいい言葉・取り合わせ

視覚的な対比を意識した言葉と好相性です。光や陰影を表す「夕影」「夕日」「暮色」「秋日」、色を強調する「燃ゆる」「紅(くれない)」「朱」「鮮やか」、あるいは秋の天候や質感を表す「雨」「風」「露」「土」「塀」などと組み合わせることで、鮮烈な存在感がより一層引き立ちます。

「葉鶏頭」の俳句例 (2件)

百姓の秋はうつくし葉鷄頭
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)
秋深しピアノに映る葉鶏頭
松本たかし『松本たかし句集』(青空文庫)

みんなの「葉鶏頭」の詠み

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