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「下り鰻(くだりうなぎ)」とは、秋に産卵のため川を下って海へと向かうウナギを指す晩秋の季語です。「落ち鰻」とも呼ばれます。ウナギといえば夏のスタミナ食という印象が強いですが、産卵を控え、越冬に向けて栄養を蓄えた秋のウナギは最も脂が乗って美味とされます。夜水に乗って川瀬を下っていく姿や、それを捕らえるための簗(やな)の仕掛けなど、秋の深まりとともに感じられる自然と人の営みが込められた季語です。
単に美味な食材として詠むだけでなく、産卵のために海へ向かう命の力強さや、秋の夜の川の冷たさ・水音といった情景と結びつけるのがコツです。「暗闇」「月明かり」「瀬音」「川の冷気」など、五感を刺激する情景描写を取り入れると、秋の深まりや哀愁、生命の神秘が際立ちます。
・川瀬、簗(やな)、夜水、瀬音(水辺の情景) ・月明、暗夜、篝火、灯影(光と影の対比) ・夜寒、冷まじ、秋深し(晩秋の気候を表す言葉)
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あなたが最初の1句を詠んでみませんか?朝霜を
踏み拉ぎゆく
田の柔し
念願の
法隆寺と
秋桜
葱の香や
夜なべの土間の
藁の束
富士の峰
雲居に紛れ
雪ぞ降る
下五をば
思いあぐねて
夜なべかな
漆塗る
夜なべの刷毛や
音静か