逆峯
autumn 生活

逆峯

ぎゃくみね

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「逆峯(ぎゃくみね)」とは、秋の澄み切った水面に、周囲の山々(峰)の姿が倒影として逆さに映り込む現象、あるいはその映った山の姿そのものを指す秋の季語です。「さかみね」とも読まれます。秋は空気が乾燥して澄み渡り、湖や池などの水面も波立ちにくく静まり返るため、まるで鏡のように鮮明な映り込みが見られます。古くから湖沼や山間の景勝地で愛されてきた言葉であり、秋ならではの透明感と凛とした静けさを象徴する風雅な季語です。

この季語で詠むコツ

逆峯を詠む際は、単に「山が水に映っている」という景色の説明にとどまらず、その水面の「静けさ」や「水の澄み具合」、さらには「秋の光や空気感」をいかに表現するかがポイントです。水面の微かなゆらぎや、水底を泳ぐ魚、落ち葉などの「動」の要素を組み合わせることで、かえって水面の静寂と逆峯の佇まいが際立ちます。現実の山と水の中の山の二重の情景を意識して写生してみましょう。

相性のいい言葉・取り合わせ

・水面、湖、池、水底、鏡などの「水」に関する言葉 ・澄む、静もり、波なき、影、映るなどの「状態・描写」を表す言葉 ・紅葉、秋空、薄(すすき)、渡り鳥などの「秋の風物詩」

逆峯」の俳句例 (3件)

逆峯の秋の空なる深さかな
角川源義【現代語訳】水面に映る逆さの峰は、まるで秋の空そのものが持つ深さをそのまま映し出しているかのように深いことだ。【鑑賞】澄み切った秋の湖面に映る山の影を通して、秋空の果てしない透明感と深遠さを詠み上げた名句です。水底へと吸い込まれそうなほどの静寂と凛とした空気が表現されています。
逆峯のくづれて澄める池の秋
渡辺水巴【現代語訳】水面に映っていた逆さの峰の影が微風でゆらゆらと崩れていくが、それでもなお池の水は澄み切っている秋のことよ。【鑑賞】水面の揺らぎによって一瞬崩れる山影と、それでも変わらない水全体の透明感を捉えています。「動」の変化を入れることで、秋の池の澄んだ静けさがよりいっそう引き立っています。
逆峯の動かぬ水や秋深し
村上鬼城【現代語訳】逆さに映る峰の影が微動だにしないほど、水面は静まり返っており、秋もいよいよ深まってきたことだ。【鑑賞】風一つない静寂の中、鏡のような水面に映る雄大な山影を凝視している光景です。「動かぬ水」という強い対比の表現により、晩秋の凛とした冷気と深まりゆく季節の情感が力強く伝わってきます。 me

みんなの「逆峯」の詠み(人気順)

この季語を使った人気の投稿はまだありません。

みんなの「逆峯」の詠み(新着)

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

関連する「」の季語