銀杏

銀杏

ぎんなん

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「銀杏(ぎんなん)」は、イチョウ科の落葉高木であるイチョウの種子(実)を指す仲秋から晩秋の季語です。なお、「公孫樹(いちょう)」そのものや「黄落(こうらく)」は樹木や葉の散る様子を表す季語ですが、「銀杏(ぎんなん)」と呼ぶときは主にその「実」を指します。黄金色に熟して木から落ちた実は独特の強い異臭を放ちますが、外皮を取り去って殻を割り、炒ったり茹でたりした実は、ほろ苦さと美しい翡翠色で秋の味覚として古くから親しまれています。

この季語で詠むコツ

銀杏は、視覚(黄金色、翡翠色)、嗅覚(落ちた実の特有の匂い、炒った香ばしさ)、触覚(殻の硬さ、拾う指先の感触)、味覚(ほろ苦さ)など、五感を刺激する要素が非常に豊富な季語です。 寺社の境内や街路樹の下で「銀杏拾い」をする秋の日常の一コマを描くか、あるいは酒の肴や茶碗蒸しなど「食」の場面として描くかで表情が大きく変わります。実の小ささや、殻を割る微かな音(パチンという音)に着目すると、秋の静けさや夜の深まりを巧みに表現できます。

相性のいい言葉・取り合わせ

  • 動作・五感:拾う、踏む、割る、炒る、匂う、弾ける、翡翠(ひすい)
  • 道具・場所:箒(ほうき)、俎板(まないた)、小鍋、七輪、境内、石畳、街路樹
  • 時間・情景:夜長、夕餉、灯影、雨上り、静けさ

「銀杏」の俳句例 (2件)

ぬす人の住まうたといふ銀杏哉
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)
いろ/\の紅葉の中の銀杏哉
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)

みんなの「銀杏」の詠み

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

みんなの新着句

行く秋や

新刊並ぶ

店の棚

行秋や

鳥も木の実も

夢のごと

夜寒はや

一枚をよる

冬支度

冬めきて

庫裏の闇打つ

板廊下

鼻先に

泥を食らひて

蓮根掘

暗室の

陰画の端の

秋愁ひ

関連する「秋」の季語

新年の季語も見てみませんか

新年の季語一覧

あわせて読みたい俳句の記事