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「蝦夷仙入(えぞせんにゅう)」は、スズメ目センニュウ科の小鳥で、ウグイスの仲間です。全体にオリーブ褐色をしており、北海道(蝦夷地)を中心に繁殖することからこの名がつきました。「チョッピン、カケタ」「ジョッピンカケタ(鍵をかけた)」と聞こえる非常に特徴的で鋭い囀(さえず)り声を持つことで知られています。春に夏鳥として北国へ渡り、秋になると再び南の地へと旅立っていくため、渡りの季節である秋の季語としても親しまれています。
藪や茂みの深くに潜むことが多く、姿を見つけるのは困難ですが、その声は原生林や湿原に高く響き渡ります。そのため、視覚的な描写よりも「独特な鳴き声」や「鳥の気配」、そしてそれが響く「北国の雄大な自然(原野、湿原、白樺林、夕暮れの湖など)」と組み合わせるのがポイントです。旅立ちを控えた秋の寂寥感や、広大な空間の静けさを際立たせる効果があります。
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