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岡田日郎

おかだにちろう

作風・特徴

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代表句 (3件)

混群の尾をひいてゆく冬木立
季語: からの混群 (autumn)
【現代語訳】異なる小鳥たちが集まった混群が、まるで一条の尾を引くように連なって、葉の落ちた冬木立の間を移動していく。 【鑑賞】「尾をひいてゆく」という表現から、エナガなどの尾の長い鳥が混じっている様子や、一列になって次々と梢を渡っていく混群独特の流れるような動きが視覚的に生き生きと伝わってきます。
蝦夷仙入鳴くや湖水へ傾く陽
季語: 蝦夷仙入 (autumn)
【現代語訳】蝦夷仙入が鳴いている。西に傾いた夕日が湖の水を赤く染め上げている。 【鑑賞】湖畔の暮れゆく光景とエゾセンニュウの張り詰めた声が調和し、北国の秋の冷涼で美しい情景が鮮やかに立ち上がります。
百八燈闇の山々こたへ合ふ
季語: 百八たい (autumn)
【現代語訳】灯された百八つの火に応じるかのように、幾重にも重なる闇の山々が互いに呼び交わしているようだ。 【鑑賞】山に灯された松明の光が、周囲を取り囲む深い闇と対話し、山全体が呼応しているかのようなスケールの大きさを感じさせます。火の明かりによってかえって際立つ山々の静けさと、初秋の夜の神秘的な気配が見事に表現されています。