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「晩夏」とは夏の終わりの時期を指す言葉です。旧暦では四月を初夏、五月を仲夏、六月を晩夏と呼びました。現在の暦ではおおむね七月上旬から八月上旬、二十四節気の大暑を挟み立秋の前日までに当たります。一年の中で最も暑さが厳しく極まる時期でありながら、暦の上では夏が去ろうとしている、盛りと衰退の兆しが同居する季節です。
ただ「暑い」という感覚だけではなく、燦然と輝いていた夏の盛りが少しずつ遠のいていく寂しさや、名残惜しさを詠み込むと詩情が深まります。強い日差しの影に潜む暗がりや、激しい活動のあとに訪れる心身の疲れ、ふとした夕暮れの風の涼しさなど、光と影のコントラストや衰えの気配を捉えると晩夏ならではの味わいが出ます。
季節が重複しないよう、同じ夏の季語か無季の言葉を取り合わせます。 ・夕暮、波、砂浜、西日、埃、影、風(無季の情景や物象) ・日傘、麦茶、団扇、蝉時雨(夏の風物や生活用品) ・旅路、踏切、遠吠え、靴底、余白(無季の静けさを誘う言葉)
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あなたが最初の1句を詠んでみませんか?大根干し
萎びて太さ
揃ひゆく
秋薔薇の
馨り掬ひて
休みけり
蜻蛉や
水辺に影の
連なりぬ
宵の酔い
新酒の樽割るるとき
戻りけり
暗闇の
奧に虫たち
夜を編み
三拍子
ワルツ踊りて
夕とんぼ