秋田

秋田

あきた

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「秋田(あきた)」とは、稲が実り黄金色に輝く秋の田んぼのことです。「秋の田」の略称であり、実りの喜びや収穫期の活気、そして刈り取られた後の静けさや哀愁など、秋の移ろいを象徴する季語です。古代の和歌(天智天皇の「秋の田のかりほの庵の…」など)から日本の原風景として詠み継がれており、俳句でも実り豊かな農村の美しさや人々の労働の営みを描き出す言葉として愛されています。

この季語で詠むコツ

「秋田」は、初秋の青田から実りの黄金色、そして稲刈り(秋田刈る)や刈田へと移り変わる様々な表情を持っています。詠む際には、単に田んぼの風景を述べるだけでなく、「稲穂を揺らす風の音」「刈り取る鎌の音」「夕暮れの光」「稲の香ばしい匂い」など、五感で捉えた具体的な瞬間を切り取ると情景が鮮やかに立ち上がります。

相性のいい言葉・取り合わせ

  • 動作・音:「刈る」「刈り急ぐ」「鎌の音」「雀追ふ」
  • 光・天候:「夕日」「茜空」「朝露」「秋風」「月夜」
  • 道具・風物:「案山子(かかし)」「刈穂」「庵(いお)」「畦道(あぜみち)」

秋田」の俳句例 (3件)

秋田刈る遠き女の褄白し
与謝蕪村【現代語訳】秋の田を刈る人々の中に、遠く離れたところで働く女性の着物の褄(つま・裾の端)の白さが鮮やかに際立って見える。 【鑑賞】広々とした黄金色の秋の田んぼと、遠景に小さく光る白の色彩対比が見事な絵画的句です。農作業の長閑さと秋晴れの澄んだ光景が美しく浮かび上がります。
秋田刈る夕日かがやく穂先かな
正岡子規【現代語訳】秋の田を刈り取る夕暮れ時、傾いた夕日を受けて稲の穂先がきらきらと黄金色に輝いていることだ。 【鑑賞】収穫を迎えた稲穂に沈みゆく夕日の光が反射する、圧倒的な視覚美を素直に写生した一句です。一日の労働への労いと豊かな実りへの賛美が込められています。
秋田刈る一茶が門の小田も刈る
小林一茶【現代語訳】村のあちこちで秋の田の稲刈りが行われている。我が家の門前にある小さな田んぼでも、いよいよ稲刈りが始まった。 【鑑賞】「一茶が門の小田」とユーモアを交えつつ我が身を詠み込んだ、一茶らしい親しみやすさのある句です。質素な暮らしの中にも秋の収穫の喜びがじんわりと伝わってきます。

みんなの「秋田」の詠み(人気順)

この季語を使った人気の投稿はまだありません。

みんなの「秋田」の詠み(新着)

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

関連する「」の季語