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「秋の雷(あきのらい)」は、秋になってから鳴る雷のことです。「秋雷(しゅうらい)」「秋いかずち」とも呼ばれます。夏の雷が激しい夕立とともに夕暮れの空を裂く圧倒的なエネルギーを持つのに対し、秋の雷はどこか乾いており、とどろく音にも衰えや寂しさが漂います。前線の通過や台風に伴って鳴ることが多く、ひとしきり鳴り響いた後には、一段と秋の冷気が深まるのが特徴です。
夏の雷との違いである「余情」「寂寥感」「冷え込み」を意識するのがポイントです。ただ雷の音の大きさを詠むのではなく、雷鳴が遠ざかった後の静寂、急激に冷え込む大気の気配、あるいは澄んだ秋の空に響くどこか乾いた音の質感に焦点を当てると、秋らしい深みのある句になります。
・暮色や夜の気配(暮れゆく、宵闇、夜霧) ・冷たさや静けさを表す言葉(ひえびえと、静寂、遠ざかる、水底) ・秋の景物(障子、稲穂、落葉、虫の声)
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