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「秋近し」は晩夏の季語で、厳しい暑さがなお残る中に、ふと秋の訪れが予感される気配をいいます。暦のうえで秋を迎える立秋の少し前、太陽の光の傾きや朝夕の風の肌触り、空の青さの変化などに、夏が去りゆく寂しさと、涼しい季節への期待が交錯する繊細な感覚を表した言葉です。
単に「涼しくなってきた」と説明するのではなく、まだ夏である日常の中に潜む、ごくわずかな変化を見つけ出して詠むのがコツです。日暮れの訪れが少し早くなったこと、西日の差す角度、素足に触れる夜風の感触など、目や肌で捉えた具体的な情景と取り合わせることで、実感がこもった深みのある一句になります。
この季語は夏に属するため、すでに秋本番を思わせる言葉ではなく、夏の情景や季節を問わない日常の言葉と響き合います。 ・夕風、西日、日暮れ ・窓辺、書斎、机、手紙 ・団扇、素足、水差し
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あなたが最初の1句を詠んでみませんか?霜畳
微かに跳ねる
冬の鳥
叫ぶごと
鹿の声して
杜の暮る
楓の葉
染まりて山の
色を編み
まだ聞かぬ
鹿の声待つ
山深し
十字路の
どこかに消ゆる
鹿の声
天空を
突いて地渡る
鹿の聲